突然ですが、Sabaráは小葉ジャボチカバです!

 

 

ちなみに、台湾の「沙巴」(サバ)ジャボチカバも小葉です。

年に2,3回結実ですが四季成り大葉ではありません。

 

 

このあたりを見ただけでも

大葉四季なりはHíbrida(イブリッダ)

小葉鈴なりはSabará(サバラ)

と、理解していただけるかと思います。

 

「jabuticabeira de folha miuda」=(葉っぱの小さいジャボチカバ)

というふうに説明していたので、

Sabaráの品種名をミウーダだと間違えたんじゃないかなぁ物申す

ちなみに、miudaという品種も存在しますが果実は超小粒です。

 

 

「ブラジルの商業用品種には以下のものがあります。M. caulifloraの一種であるサバラは、最も珍重され、最もよく植えられています。果実は小さく、皮が薄く、甘いです。木は中型で、早熟で、非常に実りが多いです。シーズンが早く、1 年に 4 回収穫できます。花と果実にさび病が発生しやすいです。」(1)

『高さ 6~9 m の半落葉樹。枝は細長く、

円筒形で無毛で、先端は平らになっています。

葉は膜状で無毛で、 長さ 2.4~4.3 cm、 幅 0.6~1.6 cm 

で、裏面に軟毛のある中脈があります。

花は白く、主茎と成熟した枝に沿って束生しています。

枝 1 メートルあたりの

花序の数は 42~185 個、

花の数は 170~1500 個

果実の数は枝の直径に応じて 30~400 個です

果実は球形のベリー類で、熟すと薄く脆い黒色の皮ができます。

熟した果実の主成分である果肉は白くゼラチン状で、

1~4 個の種子を含み、非常に甘い』(2)

 

 

(1)Morton, J. 1987. Jaboticabas. p. 371–374. In: Fruits of warm climates. Julia F. Morton, Miami, FL. Jaboticabas

 
 

(3)

農業教育における熱帯果樹栽培に関する基礎研究